火災に強いのれんの新素材「防炎シアリエステル」

火災を防ぐ能力も魅力！

飲食店で活用されるのが基本となっているのれんは、焼き鳥店や焼肉店でも積極的に利用をされています。
このお店の場合、営業時間中は終始強い火力で色んな料理を調理されているものです。
厨房にも取り付けているため、なるべく火災にならないように配慮をすることが大切といえるでしょう。

以前は木綿や絹を採用されていましたが、製作技術の進歩によりポリエステル素材でも
綿や麻に近い素材が実現し、それによってのれんも作られるようになりました。

そんな中京都のれん株式会社では、防炎シアリエステルという新素材が登場しました。

簡単に防炎シアリエステルの概要を解説すると、ポリエステルを用いているのがポイントです。
のれんで大切な軽量感を醸し出しつつ、100度以上の高温にさらされても燃えるという心配もありません。

この生地は国内の大手アパレルメーカーが開発をされたもので、もともとはキャンプ用ウェアに採用をされたものでした。
とても薄手で蒸れないという特徴もあり、現在ではアンダーウェアなどにも使われています。

のれんの場合でも短いものから長いシート状でも加工をされており、今後はこの製品が
木綿や絹にとって代わる主流の品になることは間違いがありません。
火災を防げるという機能性はお店では重宝をします。

涼やかなスタイルも良い点

防炎シアリエステルののれんの魅力は、単に燃えにくいというだけではありません。
のれんに必須と言われている涼やかな雰囲気を醸し出していることも重要で、
この生地であればそれを忠実に再現をすることが可能です。

まずポリエステルの特徴である透け感があるのが良く、約0.01ミリの薄手生地だからこそ、
特別な加工をする必要はありません。のれんのなかでもイタリアンやフレンチの
洋食を提供する店の場合、レース場ののれんが好まれる傾向です。

以前は絹を使用した高級な品で設置をしないといけませんでしたが、
シアリエステルが登場したことでとてもお安いコストで手に入れることが可能となりました。

また色んな染色ができるのも魅力となっており、自由にオーダーをしてほしいものを安価で買うことも可能。
昔のように木綿や絹といった天然素材を使うと、1枚あたり約1万円以上もの高いお値段となりましたが、
この品に限っては半額以下で買い求めることができます。

透け感の案配もとてもよく、いろんな視点から見ても活用をする価値のあるアイテムです。
のれんを新しく買い求めるときは、一番に注目をしておきたい生地であるともいえるものとなります。